未経験から産業保健師になるには?私が採用された3STEP【体験談つき】

未経験から産業保健師になるには?私が採用された3STEP【体験談つき】

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悩んでいる人
悩んでいる人

産業保健師になりたいけど、未経験不可ばっかりで絶望…!

誰だって最初は未経験なのに、どうやってなるの?

「未経験OKの求人、全然見つからない…」
「応募しても『経験者優先』で落とされる…」

産業保健師を目指すと、最初にぶつかるのがこの“未経験の壁”ですよね。
どれだけ求人を探しても「産業保健業務経験〇年以上」と書かれた条件ばかりで、心が折れそうになる人も多いはず。

でも大丈夫。
あきらめなければ、未経験からでも産業保健師になれます。

私自身、この記事で紹介する3STEPを実践して、未経験から産業保健師になることができました。

👉 この記事を読めば、「何を準備して・どう動けば採用されるのか」が具体的に分かります。

「未経験だけど、産業保健師に挑戦したい!」 そんなあなたが、一歩踏み出す勇気を持てる内容です🌸

この記事で分かること
  • 未経験から産業保健師になるための3つのステップ
  • 採用に有利な資格・スキルの身につけ方
  • 「未経験OK」求人を効率よく見つける方法
この記事を書いた人

・まみ30代主婦
・看護師9年目
・派遣看護師3年目
・派遣で産業保健師の経験あり

なぜ産業保健師は狭き門なのか

デスクに置かれたノートパソコンとコーヒーカップ。産業保健師のデスクワークやオフィス勤務をイメージした写真

産業保健師が狭き門な理由は、主に以下の2つです。

  • 求人数が少ない
  • 未経験不可が多い

看護師の転職は、病院・クリニック・施設など選択肢が豊富で、正直“就職口に困る”ことはあまりありません。
むしろ「どこで働くか」を選べるぐらいですよね。

でも、保健師はそうはいきません。
産業保健師の求人は、募集人数が1〜2名と少なく、しかも欠員補充がメイン
つまり、辞める人が少ない=空きが出ないんです。
そのため、求人自体が希少で倍率も高くなりがち。

さらに追い打ちをかけるのが、「未経験不可」という条件。
これは「冷たく突き放している」わけではなく、教育の体制が整っていない職場が多いからなんです。

産業保健師の職場は、1人職場が多め。
つまり、あなた以外に保健師がいない。
引継ぎ期間が終われば、「あとはよろしくね!」といきなり一人立ち…。

まみ
まみ

正直、最初から“自分で判断して動く”ことが多くて、未経験にはハードル高め💦

だからこそ、最初の職場選びがとっても大事です。

1人職場が不安な人は、他にも保健師が常駐している企業を選びましょう。
私も最初の職場は「2人体制」だったので、安心して一歩を踏み出せました!

次に、そんな中でも産業保健師になれた3STEPを解説していきます。

STEP①:履歴書を「採用したくなる」レベルに上げる 

履歴書の上にハートのクリップが置かれた写真。丁寧に準備した履歴書で採用担当者に好印象を与えるイメージ

まずは、「この人を採用したい」「やる気があるな」と思わせる履歴書を作りましょう。

どれだけ「産業保健師になりたい!」という気持ちが強くても、書類選考で落ちてしまえば、熱意は伝わりません。
そこで差をつけられるのが、資格欄の充実度です。

産業保健師の採用担当者は、
「この人はどれくらい意欲があるか」
「どんな準備をしてきたか」
を、資格やスキルの欄から判断しています。

だからこそ、履歴書には“やる気が伝わる資格”をしっかり書いておくのがポイントです✨

産業保健師転職に有利な資格

  • PCスキル(Word・Excel・PowerPoint)
  • 産業カウンセラー
  • 第一種衛生管理者
  • 健康経営アドバイザー

この中でも、取得しやすく即アピールになるのが「第一種衛生管理者」「健康経営アドバイザー」

第一種衛生管理者

保健師資格があれば、都道府県の労働局で申請だけで免許がもらえます。
詳しくは厚生労働省のHPをチェック。
👉労働安全衛生法関係の免許について |厚生労働省

健康経営アドバイザー

健康経営アドバイザーは、東京商工会議所が提供する健康経営に関するeラーニング講座です。
動画とテキストを使って、産業保健に欠かせない「健康経営」の考え方を学べます。

オンラインで受講でき、最後にテストに合格すると「健康経営アドバイザー」の認定証が発行されます。

まみ
まみ

受講料は8,800円かかるけど、テキストも分厚くなくて勉強しやすい!
隙間時間にコツコツ進めて、数日で合格できました✨

私も実際に企業の担当者さんとの面談で、「どうして取得したの?」と質問され
「産業保健師を目指す中で勉強になると聞いたので、挑戦してみました」と答えると、
「やる気があるね!」と好印象をもってもらえました🌸

👉 事前に資格を取得しておくことで、面接での会話のきっかけや意欲アピールにもつながります

詳しくは公式ホームページをチェックしてみてください👇
▶︎ 健康経営アドバイザーとは |東京商工会議所

STEP②:求人の情報収集を徹底する 

スマートフォンで求人情報を検索しているイメージ。転職活動で情報収集を徹底する様子

求人の情報収集をするときには、3つのポイントがあります。

  1. 雇用形態や条件を広げる
  2. 転職サイトにたくさん登録する
  3. 検索エンジンでも求人を検索する

順番に説明していきますね。

1.雇用形態や条件を広げる

「正社員じゃないと」「家から近くないと」などの条件を外すだけで、チャンスは一気に増えます。

私は、

  • 派遣
  • 産休代替
  • 契約社員
  • パート

なども視野に入れ、「通勤1時間以内ならOK!」と幅を広げました。

まみ
まみ

私は派遣で県外企業デビューでした!
“まず経験!”の精神です。

2.転職サイトは“複数登録”が鉄則!

1つの転職サイトだけを見ていても、良い求人にはなかなか巡りあえません。
なぜなら、経験OKの産業保健師求人は「いつ・どこ」に出るか分からないからです。

実際に私も、最初は1〜2社で探していたけど全然見つからず…。
思い切って複数登録してみたら、サイトごとに掲載されている求人がまったく違う!ということに気づきました。

特に、

  • パソナ
  • 看護roo!
  • アポプラス
  • レバウェル看護
  • MCナースネット
  • プライマリー・アシスト
  • メディカルステーション(関西中心)

このあたりを組み合わせて使うのがおすすめです。
私は最終的に7社も登録して、「これは!」と思う求人を見逃さずに済みました。

コツは「定期的なチェック」

登録してすぐに「いい求人ないじゃん〜」と諦めるのは早いです。

求人情報は水物と言われるほど変化が早いので、定期的に新しい求人がないかチェックするのが大事!

MCナースネットは「未経験OKの産業保健師」が多め!

MCナースネットは、正社員の求人は少なめですが、
派遣や産休代替で「未経験OK」な産業保健師求人が見つかりやすい印象です。
しかも担当者さんが丁寧にフォローしてくれるので、初めての人でも安心して進めやすいですよ。

👇関連記事はこちら

【体験談】派遣看護師の私がMCナースネットをすすめるたった1つの理由  【体験談】派遣看護師の私がMCナースネットをすすめるたった1つの理由 

\ 未経験OKの求人を探してみる /

3.検索エンジンでも求人を探してみよう

転職サイトだけに頼らず、Googleなどの検索エンジンでも「産業保健師 〇〇県 求人」と検索してみましょう。
検索結果には、転職サイトに載っていない企業の公式採用ページや、Indeedの掲載求人
が出てくることもあります。

意外とこうした「穴場求人」に、未経験OKの案件が隠れていることもあるんです!

情報収集の窓口を広げれば広げるほど、チャンスとの出会いも増えるので、検索エンジンも積極的に活用してみてくださいね。

STEP③:気になる求人には「即問い合わせ」 

未経験から産業保健師を目指す女性が、気になる求人にスマホから問い合わせしているイメージ

「いいかも」と思った求人は、すぐに問い合わせをしましょう。

問い合わせをしたからといってすぐに応募に進まない場合が多いので、同時に何社も問い合わせしてOKです。

「この求人いいな・・・」「これとどっちがいいかな・・・」と散々迷って、やっと問い合わボタンを押すのはNG。

未経験OKと書いていても「経験者の内定が決まっちゃいました」と言われることも多いし、面談まで進んでも落ちることもあります。

それで一喜一憂してたら身がもたなし、良い求人はすぐに他の人が決まっちゃうので、気になる求人があれば息をするように問い合わせボタンを押しましょう

まみ
まみ

あとは、運やタイミングもあるので不採用でも落ち込まないことが大事!

まとめ:できることをしながら、数を打とう 

未経験から産業保健師を目指して努力を重ね、パソコンの前で喜ぶ女性のイメージ

今回は以下のことをまとめました

  • 資格や勉強など、採用に有利になることは今のうちにしておこう。
  • 条件を広げて定期的に求人の情報収集をしよう。
  • 検索エンジンも利用して、検索力も高めよう。
  • 未経験OKでも不採用になることも多いので、一喜一憂せず数を打とう!

ちなみに私は転職回数が多いですが、企業からすると以下のことが好印象だったらしいです。

  • 循環器の病棟を経験していたこと
  • 健診センターを経験していたこと(8ヶ月だけど)
  • 行政機関を経験していたこと(派遣のコロナ業務だけど)

行政機関を経験していたことは、ExcelやWordにも触れているだろうという評価らしいです。

転職回数が多いことはマイナスだと思っていましたが、どんな経験も無駄ではなかったし、逆に転職や派遣でいろんなことを経験したことは十分プラスだと思いました。

未経験不可すぎて産業保健師を一度あきらめたこともありましたが、こんな私でも第一歩を踏み出すことができたので、この記事が産業保健師を目指す人の参考になれば嬉しいです!

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