
「健診センターの看護師って、実際なにするの?」
「病棟しんどい…夜勤なしにしたいけど、健診って楽なの?」
「採血ばっかり?婦人科介助もある?心電図は誰が見るの?」
病棟から健診センターへ転職するとき、私も同じところが一番気になっていました。
健診は夜勤がない反面、スピードと正確さが求められる「流れ作業」のしんどさもあります。
この記事では、私が働いた健診センターでの体験をもとに、健診センター看護師の仕事内容・1日の流れ・きつかった点/良かった点・向いてる人をまとめます。
- 健診センター看護師の主な仕事内容(採血/婦人科/心電図/内視鏡介助/計測など)
- 1日の流れ(8時台〜16時台)と忙しさの波
- きつかった点トップ3/楽になった点トップ3
- 健診センターが向いている人・向かない人
- 転職前に「選択肢」を増やす情報収集のやり方
- まみ|30代看護師
X(旧Twitter):@yuru_nurse_mami - 看護師9年目
- 派遣看護師3年目
- 病棟→派遣→産業保健師(派遣)など経験あり
健診センターはどんな職場?

私が働いていたのは、健診をメインにしている施設です。
企業の健康診断も、人間ドックも扱っていました。
病棟みたいに急変対応やナースコールが頻繁にある職場ではありません。
その代わり、健診センターは 「流れを止めないこと」 がいちばん大事。
たとえば、
- 受診者さんが時間ごとにどんどん来る
- 1つの取り違え・入力ミスがそのまま結果に直結する
- スピードと正確さを同時に求められる
こんな感じで、忙しさの種類が病棟とは違います。
体力勝負というより、集中力と確認力が削られるタイプのしんどさがある職場でした。
健診センター看護師の仕事内容(担当は日替わり)

健診センターの看護師は、日によって担当が入れ替わることが多いです。
採血・計測・婦人科介助・書類チェックなど、その日の配置に合わせて動くイメージ。
「今日は現場メイン」「今日はバックヤード寄り」みたいに、役割が変わる日もあります。
採血:スピードと正確さの両立が必要
採血は「1日にざっくり30人くらいかな?」って感覚。
正確に数えたわけじゃないけど、結構な人数でした。
午前中に集中して「ひたすら採血」みたいな日もあるので、手技だけじゃなく、
- 呼び間違いをしない
- 取り違えをしない
- ラベル・本人確認を徹底する
ここまでセットで「仕事」って感じです。

健診は、ミスがあとから取り返しにくいのが怖いところでした!
婦人科介助:器具準備〜ラベルまで一通り
婦人科は、器具準備/誘導/検体ラベルまで一通りやっていました。
流れが速いので、バタつくと手元の作業が雑になりそうになるんですけど、婦人科は「検体」と「ラベル」が絡む分、ここだけは絶対に丁寧にって意識してました。
ラベル貼りって地味やけど、ここを間違えると後から修正が効きにくい。
だから私は、「作業を急ぐ」より「確認を1回増やす」方を優先してました。
心電図:自分で撮影、扱いはマニュアルに沿って医師へ
心電図は自分で描写。
午前は流れを止めないことが最優先で、判断はあと。
午後、手が空いたところで一枚ずつ見直して、確認が必要そうなものは医師へ回していました。
流れ作業の中にも、こういう静かな集中タイムがある感じ。
内視鏡介助:やる範囲は施設で違う
内視鏡介助も担当に入る日がありました。
鎮静の有無などは施設差が出るので、求人を見るなら
- 鎮静あり/なし
- 術前説明は看護師がするのか
- 介助はどこまで担当か(準備・誘導・片付けなど)
このへんを事前に確認しておくのが安心です。
計測・案内:淡々と回す力がいる
問診・計測・案内が中心の日もあります。
「同じ動きを、ミスなく、早く」みたいな要素が強いので、合う人には合うけど、苦手だとしんどいです。
書類業務:結果の間違いチェック・封入・振り分け
午後は午前より人数が少なくなることが多くて、午後は
- 健診結果に間違いがないかチェック
- 封筒に詰める発送準備
- 心電図結果を振り分け
- 器具の清掃・滅菌
みたいな作業もありました。
イレギュラーは少なめ。でも「本人確認」は命
大きなクレームやトラブルはあまりなかったです。
ただ一度、名前で呼んだら違う人が来たことがあって、ヒヤッとしました。
健診は流れ作業になりやすいからこそ、本人確認は毎回きっちりが大事だと痛感しました。
健診センター看護師の1日の流れ(8時台〜16時台)

出勤〜朝礼
出勤→着替え→朝礼。
「団体が来る」「今日は混む」などの情報共有があって、午前の担当に入ります。
午前:いちばん忙しい(とにかく回す)
午前はバタバタ。
「いかに早く、間違いなくさばくか」って感じで、採血・計測・婦人科など、担当業務を淡々と回します。
午後:人数少なめで、健診業務と書類業務に分かれる
午後は午前よりゆったりになりやすくて、健診業務に入る人と書類業務に入る人に分かれます。
封入や振り分け、清掃・滅菌などもこの時間帯に。
終業前:みんなで掃除
終わり時間ごろ、スタッフみんなでセンター内のお掃除をしてました。
残業
ほとんどなし。
たまに発送作業が間に合わなくて「残ってくれる人…?」ってお願いがあることはあったけど、残業代はきっちり出ました。
健診センターで「きつかった点」トップ3

1. 給料:手取りが10万減った
分かってはいたけど、手取り10万減は現実しんどい。
生活のランクを落とすのって、地味に体力いります。
2. 単調作業:ロボット感がある日も
ずーっと同じ動作を、ミスなく、早く。
数時間ほぼ同じ動きの日もあって、私はここが結構しんどかったです。
3. 時間に追われる:ミスしたら取り返しがつきにくい
病棟なら「あ、忘れてた」で戻れることもあるけど、健診は検査が終わったら受診者さんが帰ってしまう。
実際、入力ミスに気づいて、帰られる前に確認し直したことがあります・・・。
そして、これが一番伝えたいところ。
楽な日もあるけど、「ミスが許されにくい流れ作業」って意味では別のしんどさもありました。
逆に「楽になった・良かった点」トップ3
1. 夜勤なし
夜に寝る。これが人間の生活…!!って思った。
2. 残業がほぼない
病棟みたいに夜まで記録…がない。
日が暮れる前に帰れるのは本当に大きい。
3. 急変・ナースコールなどの中断がほぼない
自分がやってることを頻繁に中断されないのが、精神的にかなり楽でした。
健診センターの休日・働き方(ざっくり)
働き方は、病棟みたいな「曜日が毎週バラバラ」ではなく、平日ベースの勤務が中心でした。
休みも土日祝が基本なので、予定が立てやすくて生活の見通しがかなり立ちやすいです。
ただ、健診センターによっては土曜稼働もあるので、私も土曜出勤が入る時期がありました。
完全なカレンダー通りというより、土日祝+たまに土曜くらいの感覚で捉えるとイメージしやすいと思います。
健診センターが向いてる人・向かない人
向いてる人
- 夜はちゃんと寝たい人(夜勤なしが最優先)
- 残業を減らしたい人(家庭と両立したい人)
- 急変やイレギュラーが苦手な人
- ルーティン作業が平気な人
- メモ通りに確実に動くのが得意な人
向かないかもな人
- 単調作業がかなり苦手な人
- スピード勝負が強いストレスになる人
- 「流れ作業のミスの重さ」が怖すぎて萎縮するタイプの人
先に「自分が大事にしたい条件」を決めておくとラク
私が最初にやったのは、求人を探す前に「譲れない条件」をはっきりさせることでした。
たとえばこんな感じ👇
- 夜勤はなし
- 残業は少なめ
- 土曜出勤はOKかNGか
- 採血をやりたい/できれば避けたい
- ひたすら流れ作業でも平気か(苦手か)
これを決めておくだけで、求人を見たときに
「ここは合いそう」「ここは無理そう」
って判断が早くなって、迷いが減りました。

条件が決まってたら、求人が選びやすくなった
健診センターが合うか迷う人は、まず「病棟以外の働き方」の全体像を見ておくと判断がラクになります。
もし「まず試したい」なら単発という手もある
健診が合うか不安な人は、いきなり転職じゃなくて単発で現場を試すのもあり。
私は単発探しは主にMCナースネットを使っています。
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※登録には面談があります。雰囲気が不安な方は、私の体験談もどうぞ。
👇初めて単発をする方はこちらの記事もどうぞ
まとめ:健診センターは「夜勤なし」と引き換えに「別のしんどさ」もある

健診センター看護師の仕事は、確かに夜勤がなくて生活は整う。
残業も少なくて、急変やナースコールに追われることも少ない。
でもその分、スピードと正確さが求められ、ミスが許されにくい流れ作業という、別ベクトルのしんどさもありました。
だからこそおすすめしたいのは、「転職する/しない」より先に、選択肢を増やしてから決めること。
- 求人を見て情報収集する
- 単発で試す
- 自分に合う働き方の候補を集める
これだけでも、いまのしんどさが少し整理されて、次の一手が見えやすくなります。
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単発・短期から探せます

